ライトニング ・プログラムにおける全体の損失率 (最大損失限度額)の計算方法
全体の損失率(最大損失限度額)の上限:初期口座残高の6%(トレーリング方式)
ライトニング・プログラムでは、初期口座残高を基準とした6%のトレーリング(相対型)最大損失限度額 (Maximum Drawdown Limit) が適用されます。
この最大損失限度額は、以下の条件に基づいて設定されます。
- 最大損失限度額は、口座が取引中に記録した最高残高の6%を基準として設定されます。
- 最大損失ラインは、口座残高の増加に応じて上昇し、下限ラインが初期口座残高の水準に達するまで追従します。
- 最大損失ラインが初期口座残高に到達した時点で追従は停止し、それ以降は固定されます。
この最大損失限度額(トレーリング方式)の計算には、保有中のポジションおよび決済済みポジションの両方が含まれ、シミュレーション手数料およびスワップが含まれます。
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出金が最大損失限度額に与える影響
💡 重要:資金提供口座から出金を行った場合、出金額と同額分だけ、最大損失許容量(相対ドローダウン)が減少します。
【ケース1】初期残高100万円から開始し、有効証拠金が108万円のケース
資金提供口座の残高が108万円の状態で7万円の出金を行った場合、利用可能なドローダウン枠(最大損失許容量)は出金額と同額分だけ減少し、残りのドローダウン枠は1万円となります。
【ケース2】利益が出た後に一部を出金したケース
初期口座残高100万円の口座で、確定利益により口座残高が102万円となった後、1万5千円を出金した場合、その出金額に応じて最大損失限度額の利用可能枠は4万5千円まで減少します。
- 出金後の新たな有効証拠金の違反ライン:102万円 − 4万5千円 = 97万5千円
【ケース3】利益が増えた後にさらに出金したケース
初期口座残高100万円の口座で、確定利益により口座残高が105万円となった後、3万円を出金した場合、その出金により最大損失限度額の利用可能枠は3万円まで減少します。
- 出金後の新たな有効証拠金の違反ライン:105万円 − 3万円 = 102万円
【ケース4】利益をすべて出金したケース
初期口座残高100万円の口座で、確定利益により口座残高が106万円となった後、その利益分である6万円を全額出金した場合、出金額と同額分だけ最大損失限度額の利用可能枠が減少し、利用可能なドローダウン枠は0円となります。
- 失格ライン:初期口座残高の100万円となり、有効証拠金が 100万円を1円でも下回った時点で即失格となります。
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🔽 最大損失限度額の仕組み
例:初期口座残高が100万円の場合
▸口座残高が104万円に増えた場合
口座残高が100万円から104万円に増加した場合、最大ドローダウンラインは98万円に設定されます。
➜有効証拠金が98万円を下回った時点で失格となります。
▸口座残高が106万円に増えた場合
口座残高が106万円に達した時点で、最大ドローダウンラインは100万円に固定されます。
➜その後、仮に口座残高が120万円まで増えたとしても、最大ドローダウンラインは100万円のまま変動しません。
▸口座残高が105万円に増えた場合
口座残高が105万円に増加すると、最大ドローダウンラインは99万円となります。
➜ 有効証拠金が99万円を下回った時点で失格 となります。
➜ もしその日の終わりに99万5千円で終了し、翌日100万円で取引を開始したとしても、最大損失限度額(Max DD)および日次損失限度額(Daily DD)の下限値は、引き続き99万円のまま維持されます。
💡 重要な注意事項
有効証拠金および口座残高は、日次損失限度額または最大損失限度額のいずれかを、いかなる時点においても下回ってはなりません。
保有中のポジションによる含み損、または決済済み取引による確定損益のいずれによる場合であっても、いずれかの限度額を下回った時点で、該当口座は即時に失格または解約となります。
*最大損失限度額はシミュレーション環境(デモ口座)における判定基準であり、実際にお客様に金銭的な損失が生じるわけではありません。
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✅ 関連ページ
Q. ライトニング・プログラムにおける1日あたりの損失限度額(日次損失限度額)の計算方法
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